ディッピーズ活動日記

ドローン空撮と3Dモデリングの技術を屈指して、 ありのままの自然を再現する

東海の半島を遊び尽くす旅 (伊勢志摩~南伊豆町)

こんにちは。ディピーズのwafuです。先週末に2日で伊勢志摩国立公園と富士箱根伊豆国立公園に出向いたロケについて語ります。


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今回の旅の味噌は志摩にある英虞湾と伊豆にある大根島でした。出発する前の計画段階では私とabcで行きたい場所に食い違いが発生し、いい風に言うとお互いの推しの場所を白熱してプレゼンしあってました。(実際はただの喧嘩笑)。そこで今回ゲストとして参加したeyeが2日しかないが両方行けばいいと言う神提案を出し、合計で1000km以上を移動を強行する旅になりました。

 

英虞湾

私が行きたかった英虞湾は伊勢神宮から1つ峠を超えて着ける半島にあります。そこには60個以上の個性豊かな形をした島々が集合いて、ドローン視点からの空撮で納めると幻想的に見えるかなと踏んでいました。

 

夜の11時に東京を出て翌日の5時程度に英虞湾を俯瞰できる横山の頂上に着きました。その際の天気はなんと曇り。少し待てばなんとか朝日が顔を出して島々を照らしてくれると願うも景色一体が真っ白のままでした。

 

天気的には消化不良でしたが、約200mからグレーのコントラストがかかった英虞湾を俯瞰しているとそよ風以外にも感じさせるものがありました。ゆっくりと電気が消えていき、ボートが静かな波を揺らしながら島の間の細い水路を移動していく姿は記憶深いシーンでした。

 

ドローンのバッテリーを消耗して、朝の撮影が終えた後は街に降りて昔ながらの風情があるコーヒーショップ(Tokio)でジャムパンとオレンジジュースで自分達も充電しました。こんな朝早くからの伺いでも快くご飯を頂けたのは忝なかったです。さらにここで英虞湾を実感するのにオススメスポットは横山ではなくもっと目線が近くなるとも登茂公園だという情報も頂き収穫が多い休憩となりました。

 

登茂公園で車から降りるとそこに広がっていた島々を肌で感じる事が出来ました。視界に映る島の角度も上空からの俯瞰ではなく、ある程度島の崖を目視できるとより立体的に捉えられる事に気づきました。天気も回復してきて、海苔の栽培ができる程エメラルドな水質に驚きました。

 

英虞湾での一番の収穫は3人で散歩してたどり着いた岩に登り瞑想をしながら語り合った内容です。我々はこの3Dモデリングの技術と自然を保存するミッションを通じてドローン界のバンクシーのような存在になりたいねと結論づけしました。Googleが車にカメラをつけてストリートビューの機能を作った用に我々もドローンを飛ばして道路以外の場所のストリートビューを作りたいと誓いました。

 

 

大根島

志摩の撮影を終えて、静岡県にあるのに東京に真っ直ぐ帰るより遠い南伊豆町に出発しました。移動日の夜は途中の爪木崎の海岸でキャンプをして三年前にこのメンバーで昔行ったキャンプで飲めなかったワインを開けました(その時は栓抜きがなかったため)。

 

翌朝は軽自動車に大人3人で車中泊すると自然に浮き彫りになる疲労と疲れから動き出しが鈍かったですが、朝日を浴びてストレッチをすると体が軽くなりました。目的地に車を走らせると太陽の調子がグングン上がって大根島に着いた時にはここは沖縄かというくらい暖かくしてくれました。

 

今回のモデリング空撮は新しい試みが複数ありました。

1. 撮影する島自体が全長1キロ程度でかなり大きめ

2. サイズがある為自動撮影アプリのプログラムが複数のドローンのバッテリーを介して終了する。

 

これらの要素があり不安が募っていましたか、実際に始めて見ると撮影自体はスムーズでした。プログラム(DroneDeploy)を設定してスタートボタンを押すだけで最適な角度で写真を撮ってくれて、我々は風の具合と残バッテリーを確認するくらいでした。

 

この大根島及び周辺の離れ岩は釣り人達に人気のスポットで朝早くからの大勢の釣り人達が腕を試してました。彼らの運気を下げないようにこっそりと撮影をして我々も朝の仕事を終えて食料を探しに行く事にしました。